ルピナススタッフは運動だけでなく、研修会にも参加しています。今回の研修会のテーマは「子どもの運動の不器用さについて~発達性協調運動障害の病態~」でした。
欧米では「運動の不器用さ」はハッキリと診断基準を設けてアプローチもされているようです。日本にはその基準を設けるテストがないのと、「運動音痴」というあやふやな言葉で片付けられています。
運動に苦手を感じている子どもの多くが、学校で嫌いな教科1位に上げるのが、当然体育。
下手だと周囲に笑われるし、さらしものになるし、もう最悪な時間!と、私の母もよく言っていたこと思い出しました…。
最近ではTVなどで「運動苦手〇人」が取り上げられ、笑われる対象に、よりなりやすくなっているのかもしれません。
そんな運動が苦手な子どもは、「できない」わけではなく、「時間をかければできる」ので、関わる大人が待ってあげることが大切だと話されていました。スモールステップの設定であったり、モチベーションのある活動であったり。
何かを「やり抜く力」を育むために、私たちに何ができるか。
どんな姿勢で大人が子どもに向き合うか、を考えさせられ、ルピナスだからできることを、再確認しました。気持ちを新たにした研修会でした。