【鍛えてるから!】
地域のサッカークラブに体験に行く事になったRくん。
イライラの発散をスポーツでもっと発散するべく、主治医からの勧めもあって参加。

ルピナスに来た時は気持ちを落ち着かせてから、活動に入ります。
他の子どもがいると不安になるので、お母さんとも相談して1人対応で活動しています。
言葉と行動はぶっきら棒だけど、それは怖さや不安、自信のなさを隠す為。
ちょっとした時に「大丈夫?」や「元に戻しとくわ」など、彼のええところがよく伝わる言葉と行動も知っています。

本人も友だちが行ってるからと乗り気だけど、サッカークラブのコーチに本人の困り感をどう伝える事が出来るか不安だと、お母さんからご相談がありました。

伝えられる内容をまとめてお母さんにお伝えし、迎えた当日。

Rくんのお母さんに連絡すると、
「めっちゃ報告したかったです笑!!」

少しドキドキしながらも、その続きを聞くと、

「サッカー、無事に参加できました。ルピナスで作ってくれた資料をコーチに見てもらって理解してもらえました!
コーチも発達障害に理解のある方で技とかは難しいし厳しいと思うけど、簡単なことから出来るところまでがんばろってスタンスでいてくれました!ありがとうございます!」

「最初の5分は見学で友達やほかのお友達がしてるのを見てから、俺もやる!って参加していって、はじめての練習、全てクリアでした😭しかも、ミニゲーム?みたいな試合?にも参加したんです😭

「もぉ泣いてしまった(笑)オカンほんまあかん(笑)すぐ泣く(笑)
Rがこんな事できるなんて正直思ってなかったから、驚きすぎて💦

集団の中で活動する事が課題のRくん。
進学して様々な刺激が多い学校生活に慣れず、本人のイライラが募っていてお母さんも疲弊されていました。
ルピナスでの活動だけでなく、ルピナス以外の場所での発散が課題でした。
そして新しい場所なども得意ではないから、どうなるかと大人は不安がありましたが、そんな大人の想像を越えて活動出来たRくん。

ルピナスでの様子を思い浮かべてながら、お母さんの言葉と送って頂いた写真からその情景が浮かんできます。
子どもたちがグランドいっぱいにサッカーをして盛り上がっている。
その中に入って、他の子とサッカーボールを追いかけて楽しんでいるRくん。

知らん子らの中に入って、初めての場所でサッカー体験が出来た?!
あのRくんが!!すげぇよ!!!

お母さんから一言。
「けど、R。
やっぱり言ってました。
おれルピナスで鍛えてるから!って」

指導しながら、心がけている事は「こちらの価値観でその子を決めつけない」こと。
障がい特性だとか、この感覚が好きだからとか、そこに固執してしまうとその子が見えなくなっていました。そして弾かれる。何の変化もない、ルーチンのような指導になり、結果も何もない指導になる。
だから、指導する側がその子を決めつけないでいる事がとても大切な事だと実感しています。

Rくん自身の頑張りもすごいですが、Rくんをサッカークラブに体験に行かせてあげたお母さんもすごいです。
大きな不安がありつつもお母さん自身が我が子を決めつけずに挑戦された事が、今回の結果に繋がりました。

全部含めて、涙が溢れてきました。
いや、すごいよ。
Rくん、すげぇよ!Rくんママもすげぇよ!

ルピナスの中で完結する事が目的ではありません。
ルピナスで自信をつけて、
学校で頑張る事が出来る、
地域で頑張る事が出来る、
社会で頑張る事が出来る。
誰かの役に立つ事が出来る。
そんな人に育つ為に、身体アプローチをしています。

子どもの頑張りは一番のモチベーションになります。
Rくんに負けてらんねぇです。

ルピナスは、
堺市が勧める「さかい子育て応援団」に登録しています。

地域社会全体が子育てを応援する、安心して子どもを生み育てるまちづくりを推進する事業に賛同し、ミルクのお湯提供をさせて頂いています。
もちろん障がいについてもご相談お受けします。